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プ ロ フ ィ ー ル |
所属 |
外国語学部 国際教養学科
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氏名 |
伊藤 信博 |
職階 | 教授 |
学歴 | 名古屋大学大学院国際言語文化研究科 日本言語文化専攻博士課程後期中退 |
学位 | 文学博士 |
職歴 |
2001年9月
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名古屋大学大学院国際言語文化研究科、人文学研究科助教
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2018年3月
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2007年9月
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筑波大学北アフリカ研究センター 客員共同研究員
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現在まで
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2022年9月
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文化庁食文化諮問委員
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2022年
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2024年4月 |
椙山女学園大学外国語学部 |
現在に至る |
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専門分野 | 日本文化学、比較文化学、食文化史、室町史、日本美術史(絵巻、奈良絵本) |
研究テーマ | 絵写本、江戸版本、百鬼夜行絵巻、是害房絵巻、酒飯論絵巻、十二類絵巻、掲鉢図・水陸斎図、擬人化、四方四季、本草学、博物学、ジャポニスム |
所属学会 | 軍記と物語研究会、説話文学会、仏教文学会、International Council of Museums |
研 究 業 績 |
著書 | 『植物・食物の表象文化学』、臨川書店、(2022年3月)
「米と酒や食物―韓国と日本の比較を通して」『東アジア文化講座』第四巻、文学通信(2021年3月)
『六条葵上物語』からみる室町後期の擬人化された物語」『和食文芸入門』、臨川書店(2020年9月)
『酔いの文化史―儀礼から病まで』(アジア遊学250号、主編者)、勉誠出版(2020年7月)
Le « Récit de dame Mauve de la sixième avenue », une variante du « Rouleau enluminé du moine Zegai »、« Corps et Message »、Edition Picquier(2019年2月)
「水陸斎図、掲鉢図からみた植物の擬人化の様相」『西のモンスター・東の妖怪』、勉誠出版(2018年7月)
"S'enivrer au Japon:de l’habitus culturel du saké à l’expression sociale du lien entre nature et culture" ≪L’ivresse entre le bien et le mal≫,Peter Lang,(2018年2月)
「掲鉢図と水陸斎図について」『日本文学の展望を拓く―第二巻―絵画イメージの回廊』、笠間書店(2017年10月)
「擬人化の転換期において」『妖怪・憑依・擬人化の日本文化―異類文化学入門―』、笠間書店(2016年2月)
『『酒飯論絵巻』影印と研究: 文化庁本・フランス国立図書館本とその周辺』、臨川書店(2015年2月・主編者)
『酒飯論絵巻の世界』、勉誠出版(2014年3月・主編者) |
論文 | 「室町時代の食の文芸と社会環境」『日本と東アジアの〈環境文学〉』、勉誠出版、(2023年7月)
「大唐米についてー室町時代を中心に」、『vesta』131号特集「米を食べる文化」、味の素食の文化センター(2023年7月)
「古代米「紅血糯」の醸造特性と室町清酒の検証」、『あいち産業科学技術総合センター研究報告』2021年度(2022年1月))
「染色型紙の価値の再検討と西欧の染色型紙受容について」、『椙山女学園大学研究論集 : 人文科学篇・社会科学篇・自然科学篇』(2022年3月)
「食文化振興プラットフォーム構築促進事業、令和3年度調査報告書」、『食文化振興プラットフォーム構築促進事業』(2022年3月)
「聖書に記される植物 ー表象とその思想」『言語と表現』第18号、椙山女学園大学紀要(2021年3月)
「室町・江戸時代における農産物と飢饉対策」、『和食文化研究』第三号、和食文化学会(2020年12月)
「擬人化の発展について」、軍記語り物研究会、『軍記と語り物』53(2017年3月)
" L’uniformisation des productions agricoles à l’époque d’Edo : des savoirs géographiques biaisés à l’origine de crises” ≪Géographie Historique≫、L’Harmattan(2016年11月)
「チェルヌスキ美術館蔵『奈良絵本・古今著聞集』の挿絵について」、名古屋大学『言語文化論集』第37巻第二号(2016年2月)
「『六条葵上物語』翻刻・注釈研究からみる擬人化された物語」、名古屋大学、『言語文化論集』37巻一号(2015年10月)
「名古屋大学付属図書館神宮皇学館文庫蔵『京亀屋菓子』影印と翻刻」名古屋大学、『文化創造の展開および発展報告書』2014年号(2014年11月・共著)
”Productions agricoles et mesures contre les famines aux époques de Muromachi et d’Edo”、≪Geographie et Culture≫86号(2014年8月)
「城端別院善徳寺資料にみえる食」『城端別院善徳寺虫干法会』、城端別院善徳寺(2014年7月)
「室町時代の食文化考―飲食の嗜好と旬の成立」、名古屋大学『多元文化』第14号(2014年3月)
「フランス国立図書館蔵『酒飯論絵巻』の特徴と文化庁本の翻刻」、名古屋大学『言語文化論集』第35巻第1号(2013年9月)
「フランス国立図書館蔵書のイエズス会宣教師による西洋科学漢訳書について、」名古屋大学『多元文化』第13号(2013年3月) |
研究発表 | 国際研究集会「beau au Japon」『Comprendre l'inscription du Washoku au patrimoine culturel immatériel de l’humanité 』ツール大学(2022年5月)
国際研究集会(遠隔参加)「東西の美と日本文化 ー 日本の文化が西洋に与えた影響について」『日本における知識伝承』、ストラスブール大学(2022年3月)
「食文化ストーリーシンポジウムシンポジウム、「赤味噌って??」、「味噌と郷土食のストーリー ~愛知・岐阜・長野~」 (2022年1月)
研究セミナー、「発酵食と酔いの文化史 〜その楽しみと病〜」、『ハタチの食育』、食文化ストーリー(2022年1月)
研究セミナー「過去の料理と再現」(河合潤子生活科学部准教授、伊藤)、椙山女学園大学主催(2021年3月)
国際研修集会発表「奈良絵本・古今著聞集(チェルヌスキ美術館蔵)と元禄版本の画像比較から見る問題点」「近世日本の絵本、絵巻から読みとる写本・版本文化の狭間」(遠隔、3日間、最終日はまとめの発表あり。)、ハイデルベルク・椙山女学園大学共同主催(2021年3月)
国際研究集会「室町時代の飢饉とその対策」『東西の農業のあり方』、フランス・AgroParisTech・大学院(2020年2月)
招待講演「植物の擬人化・中国と日本の比較を通して」『三味線で唄うケルト叙事詩・木の戦い』國學院大學「《多言語・多文化の交流と共生》プロジェクト」(2019年11月)
国際研究集会「草木国土悉皆成仏思想について」『日本文学と古本研究』、ブラジル・マナオス連邦大学(2019年9月)
招待講演「古記録に描かれた絵画から室町時代を読み解く」、愛知県額田郡幸田町 平成31年度歴史講座、幸田文化広場さくら会館(2019年8月)
国際研究集会「六道輪廻と草木国土悉皆成仏思想」「Les discours de l'hérésie en Europe et au Japon」、名古屋大学(2019年3月)
国際研究集会「チェスタービーティ本における四季の描かれ方」「チェスタービーティライブラリー蔵本研究」、アイルランド(2019年3月)
国際研究集会「日本と東アジアの〈環境文学〉」、コメンテーター、立教大学(2018年7月)
国際研究集会「フランス国立図書館蔵八幡縁起絵巻を巡って」、フランス国立図書館(2018年7月・頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラム主催)
「異本・是害房絵巻と謡曲善界」―擬人化を中心に、国際研究集会「身体とメッセージ」,ストラスブール大学(2018年3月)
「室町文学に現れる食物」、国際研究集会「環境文学を考える」、北京大学、精華大学(2017年11月)
「異本・是害坊絵巻と百鬼夜行絵巻の世界」、国際研究集会「国際絵ものがたり研究会」、チェスター・ビーティーライブラリー(2017年8月)
「『六条葵上物語』からみる擬人化」、「軍記とパロディ」(軍記と物語研究会主催)、中京大学(2016年8月)
「日本酒について考える」、国際シンポジウム「酔いと病の文化」、名古屋大学(2016年6月)
「異本「百鬼夜行絵巻」・「是害坊絵巻」などからみるファンタスティックな世界」、国際シンポジウム「Genealogy Of Fantasy In Japanese Culture」、ストラスブール大学(2015年12月)
「異本「百鬼夜行絵巻」・「是害坊絵巻」などからみる江戸期の世界観」、国際研究集会「東の妖怪・西のモンスター」、学習院女子大学(2015年10月)
”Les objets et les légumes aussi peuvent tomber en Enfer"、国際研究集会「日本の文化遺産としての絵物語」、ストラスブール大学(2015年10月)
"Productions agricoles et mesures contre les famines aux époques de Muromachi et d’Edo”、国際研究集会「食の危機と新しい農業のあり方をめざして」、ストラスブール大学(2015年9月)
「チェルヌスキ美術館蔵版本について」、国際研究集会「写本・版本研究会」、慶應義塾大学(2015年9月)
”S'enivrer au Japon”国際研究集会「酔いとその社会」、ツール大学(2014年4月)
「室町・江戸時代における農産物と飢饉対策から見る食の問題について」、国際研究集会「世界の食の危機」、東京・日仏会館(2014年12月)
”Quelques remarques sur les influences culturelles et la pensée de l’Asie orientale dans la genèse des récits qui ont pour thème principal les aliments”、国際研究集会「古辞書を考える」、フランス国立極東学院(2014年4月)
「植物・食物が主題の絵物語成立に関わる東アジアの思想・文化の影響について」、世宗大学・名古屋大学共催国際研究集会、世宗大学(2013年11月)
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科学研究費助成事業 採択状況 | 令和5年度 文化庁「食文化ストーリー」創出・発信事業「きしめん-三河・尾張の小麦生産と麺文化」(2023年7月~2024年3月・研究代表者)
挑戦的研究(萌芽)「染色型紙文様研究からみたジャポニスムの発展と日本の文化継承」(2022年4月~2025年3月・研究代表者)
受託「文化庁「食文化ストーリー」創出・発信事業 」(2021年9月~2022年3月・研究分担者)
科学研究費基盤研究(B)「江戸後期の文化・芸能におけるパトロネージュ構造の解明:吉原を中心に」(2019年4月~2022年3月・研究分担者)
挑戦的研究(萌芽)「四方四季と異界研究―室町文芸を中心に」(2018年4月~2021年3月・研究代表者)
領域開拓プログラム(研究テーマ公募型)「失われた飲食文化の復活と現代に問いかけるその意義」(2017年10月~2020年9月・研究代表者)
頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラム「室町後期から江戸期の絵写本・版本研究を通じた日本学研究と西欧とのネットワーク構築」(2017年10月~2020年3月・研究分担者)
グローバル展開プログラム「絵ものがたりメディア文化遺産の普遍的価値の国際共同研究による探求と発信」(2017年2月~2019年9月・研究分担者)
挑戦的萌芽研究「「掲鉢図」、「水陸斎図」を通じた擬人化された絵物語研究」(2014年4月~2017年3月・研究代表者)
研究成果公開促進費「『酒販論絵巻』:影印と研究 -文化庁本・フランス国立図書館本とその周辺」(2014年4月~2015年3月・研究代表者)
基盤(C)パリ国立図書館東洋写本室蔵書を巡る異文化交流の総合的比較研究(2010年4月~2013年3月・研究代表者) |
その他の研究活動 | フランス・ドイツテレビ局ARTEに出演(2024年5月)
テレビ東京「新・美の巨人たち」再編集出演(2020年6月)
ブラジル・マナオス連邦大学日本語学科「古本の扱いについて」集中講義、2019年9月)
「かわいい絵巻・絵入り本展示会および解説会」(椙山女学園大学・歴史文化館、2019年7月)
「絵入り本国際研究集会」(椙山女学園大学・大学会館、2019年7月)
国際コミュニケーション学部「連続文化セミナー」(2019年6月~2019年7月)
国際コミュニケーション学部「連続文化セミナー」(2018年5月~2019年1月
BSジャパン「若冲を探して―天才絵師が愛した京野菜」出演(2017年11月)
テレビ東京「美の巨人たち・東西技巧派スペシャル」出演(2017年4月)
BSプレミアム「ザ・プレミアム「若冲 いのちのミステリー」出演(2016年4月)
三重県立美術館『酒飯論絵巻』解説(2014年5月)
NHK教育テレビ『日曜美術館』出演(2010年1月)
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教 育 業 績 |
授業科目 | 日本文化史、歴史、説話・物語文学、日本文学史 |
その他の教育活動 | ブラジル・マナオス連邦大学(2019年9月)において、古本の扱いについて集中講義
幸田町における地域貢献事業(2012-2013年、名古屋大学地域貢献採択事業) |
そ の 他 |
学部教員紹介ページ | https://www.sugiyama-u.ac.jp/univ/academics/scs/express/teacher/ |
学術機関リポジトリ | https://lib.sugiyama-u.repo.nii.ac.jp/ |