プ ロ フ ィ ー ル |
所属 |
外国語学部 国際教養学科
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氏名 |
加藤 泰史 |
職階 | 教授 |
学歴 | 名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程哲学専攻単位取得満期退学 |
学位 | 文学修士 |
職歴 |
1985年4月
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愛知工業大学非常勤講師
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1987年3月
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1986年4月
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日本学術振興会特別研究員
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1988年3月
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1988年4月
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南山大学文学部講師・助教授・教授/外国語学部教授
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2012年3月
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2012年4月
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一橋大学大学院社会学研究科教授
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2020年3月
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2020年4月
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椙山女学園大学国際コミュニケーション学部教授/一橋大学名誉教授
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現在に至る
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2023年4月
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椙山女学園大学人間学研究センター長
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2023年9月
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2023年10月
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椙山女学園大学人間学・ジェンダー研究センター長
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現在に至る
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2024年4月 |
椙山女学園大学外国語学部 |
現在に至る |
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専門分野 | 哲学・倫理学・応用倫理学
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研究テーマ | カント哲学を中心とした近現代ドイツ哲学・近代日本哲学(和辻哲郎・左右田喜一郎など)・現代倫理学(自然倫理学など)・応用倫理学(生命倫理学など)
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所属学会 | 日本哲学会・日本倫理学会・哲学会・日本カント協会・日本フィヒテ協会・日本現象学会・中部哲学会・名古屋大学哲学会
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研 究 業 績 |
著書 | 1)浜田義文編『カント読本』、共著、法政大学出版局、1989年6月
2)カント研究会編『現代カント研究:実践哲学とその射程』、共著、晃洋書房、1992年1月
3)牧野英二ほか編『カント―現代思想としての批判哲学』、共著、情況出版、1994年4月
4)金子晴勇編『人間学-その歴史と射程』、共著、創文社、1995年4月
5)Gerhard Schoenrich/Yasushi Kato (Hg.), Kant in der Diskussion der Moderne, 共編著、Suhrkamp Verlag (Frankfurt/Main), 1996年2月
6)坂部恵/シェーンリッヒ/加藤泰史/大橋容一郎編『カント・現代の論争に生きる・上』、共編著、理想社、1998年6月
7)長倉誠一/加藤泰史/大橋容一郎編『現代カント研究:超越論的批判の理論』、共編著、晃洋書房、1999年9月
8)入江幸男/霜田求編『コミュニケーション理論の射程』、共著、ナカニシヤ出版、2000年3月
9)渡邊二郎監修『西洋哲学史の再構築に向けて』、共著、昭和堂、2000年6月
10)坂部恵/シェーンリッヒ/加藤泰史/大橋容一郎編『カント・現代の論争に生きる・下』、共編著、理想社、2000年6月
11)坂部恵ほか編『カント全集2 前批判期論集 II』、共著、岩波書店、2000年9月
12)伊原弘/小島毅編『知識人の諸相』、共著、勉誠出版、2001年4月
13)坂部恵ほか編『カント全集17 論理学・教育学』、共著、岩波書店、2001年6月
14)渡邊二郎監修『西洋哲学史観と時代区分』、共著、昭和堂、2004年10月
15)竹市明弘/小浜善信編『哲学は何を問うべきか』、共著、晃洋書房、2005年10月
16)坂部恵ほか編『カント全集 別巻 カント哲学入門』、共著、岩波書店、2006年3月
17)渡邊二郎監修『西洋哲学史再構築試論』、共著、昭和堂、2007年10月
18)寄川条路編『グローバル・エシックス』、共著、ミネルヴァ書房、2009年10月
19)李光来編『西洋哲学の受容と変容―東アジアにおける西洋哲学受容の問題』(韓国語)、共著、景仁文化社(韓国)、2012年3月
20)加藤泰史編『大学と学問の再編成に向けて』、編著、行路社、2012年3月
21)有福孝岳ほか編『カントを学ぶ人のために』、共著、世界思想社、2012年3月
22)長澤邦彦/入江幸男編『フィヒテ知識学の全容』、共著、晃洋書房、2014年12月
23)藤田正勝編『思想間の対話』、共著、法政大学出版局、2015年2月
24)越智博美/河野真太郎編『ジェンダーにおける「承認」と「再分配」』、共著、彩流社、2015年3月
25)加藤泰史/舟場保之編『カントと現代哲学』、共編著、晃洋書房、2015年11月
26)田中拓路編『承認―社会哲学と社会政策の対話』、共著、法政大学出版局、2016年3月
27)加藤泰史編『尊厳概念のダイナミズム』、編著、法政大学出版局、2017年11月
28)牧野英二編『新・カント読本』、共著、法政大学出版局、2018年2月
29)Yasushi Kato/Gerhard Schoenrich (eds.), Kant's Concept of Dignity, 共編著, De Gruyter (Berlin/Boston, 2019年12月
30)加藤泰史/小島毅編『尊厳と社会』上下、共編著、法政大学出版局、2020年3月
31)加藤泰史・小倉紀蔵・小島毅編『東アジアの尊厳概念』、共編著、法政大学出版局、2021年3月
32)加藤泰史編『スピノザと近代ドイツ』(編著、岩波書店、「序「スピノザと(・)」読み解く近代ドイツ哲学史」および「カントとスピノザ/スピノザ主義」「後書き」担当、p.v-xxii、p.239-271、p.375-377、418pp.、2022年3月)
33) 土井健司・田坂さつき・加藤泰史編『コロナ禍とトリアージを問う』(共編著、青弓社、「コロナ・トリアージと人間の尊厳」担当、p.18-44、217pp.、2022年5月)
34) 加藤泰史・後藤玲子編『尊厳と生存』(共編著、法政大学出版局、「編者前書き「コロナ・パンデミック下で「生存」/「生命」が「尊厳」概念を問い直す」および「人間の尊厳と生命権」担当、p.1-20、p.23-65、488pp.、2022年5月)
35) 日本学術協力財団編(学術会議叢書30)『「人間の尊厳」とは』(共著、日本学術協力財団、「コロナ・パンデミックと人間の尊厳」担当、p.21-50、236pp.、2023年1月)
36) 加藤泰史編『コロナ・トリアージ 資料と解説』(編著、知泉書館、「編者まえがき」「解説」「編者あとがき」および「アンゲラ・メルケル首相テレビ演説」翻訳担当、p.v-xii、p.105-107、p.249-259、p.261-263、p.175-180、282pp.、2023年3月)
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論文 | 1) 「カントにおける統覚の問題」(単著、中部哲学会編『中部哲学会会報』第16号、pp.9- 17、1984年3月)
2) 「カントにおける自発性の志向的構造--存在論的カント解釈批判に寄せて--」(単 著、静岡大学哲学会編『文化と哲学』第3号、pp.53-76、1984年4月)
3) 「相対主義と歴史の問題--ハ-バマス近代化論の批判的検討--」(単著、全国若手哲学者ゼミナ-ル編『哲学の探求』第12号、pp.55-69、1984年11月)
4) 「超越論的遂行論と根本的基礎づけの問題」(単著、名古屋大学大学院文学研究家人文科学研究編集委員会編『名古屋大学人文科学研究』第14号、pp.71-82、1985年3月)
5) 「『純粋理性批判』における矛盾律の問題--形式論理学と超越論的論理学との関係について--」(単著、日本哲学会編『哲学』第35号、pp.141-151、1985年5月)
6) 「歴史学・方法論・相対主義--小谷汪之『歴史学の方法について』をめぐって--」(単著、名古屋歴史科学研究会編『歴史の理論と教育』第65号、pp.15-24、1985年12月)
7) 「歴史と生活世界--ハ-バマスのコミュニケイション理論と現代日本の「社会史」研究―-」(単著、全国若手哲学者ゼミナ-ル編『哲学の探求』第14号、pp.12-25、1986年11月)
8) 「超越論的統覚と身体」(単著、『理想』第635号、pp.64-72、1987年7月[理想社])(依頼論文)
9) 「言語遂行論と倫理学の可能性--「討議倫理学」とその方法論的諸問題--」(単著、南山大学編『アカデミア(人文・社会科学編)』第53号、pp.153-177、1991年1月)
10) 「普遍化の論理と相互承認の倫理」(単著、『現代思想・3月臨時増刊特集カント』vol.22-04、pp.342-358、1994年3月[青土社])(依頼論文)
11) 「批判の正義と共存の論理」(単著、哲学会編『哲学雑誌』第109号第781巻、pp.86-104、1994年10月[有斐閣])(依頼論文)
12) 「≪超越論的人間学≫の構想と≪理性の公共化≫の問題」(単著、京都大学大学院編『人間存在論』第3号、pp.527-538、1997年3月)(依頼論文)
13) 「大学空間と批判的公共性の問題」(単著、ドイツ文化・社会史学会編『ドイツ文化・社会史研究』第6号、pp.46-62、1999年3月) (依頼論文)
14) 「人格と承認――相互承認論の構造と限界・序説――」(単著、南山大学編『アカデミア(人文・社会科学編)』第69号、pp.247-273、1999年3月)
15) 「カントの≪Übertragungstheorie≫と他者の問題」(単著、『理想』第663号、pp.44-58、1999年7月[理想社])(依頼論文)
16) 「公共性のユートピア――「理性の公共化」と「都市的」空間の問題――」(単著、哲学会編『哲学雑誌』第115巻第787号、pp.36-56、2000年10月[有斐閣]) (依頼論文)
17) 「『相互人格性理論』の陥穽」(単著、日本現象学会編『現象学年報』第16号、pp.23-46、2000年11月)(依頼論文)
18) 「環境倫理学における「承認」の問題」(単著、中部哲学会編『中部哲学年報』第33号、pp.75-91、2001年3月)(依頼論文)
19) “ ‘Öffentlichkeit’ in der japanischen Kultur und Gesellschaft ? ”, in: Neue Hefte für Philosophie, Bd.0, (単著、A.Brandt, A.Falkenhagen, H.Gutschmidt, M.Haenel und L.-T.Ulrichs [Hg.], Vernunft und Leidenschaft Nicht-reine synthetische Urteile a priori über Konrad Cramer, Göttingen [Landensfug & Hausrecht Verlag], pp.65-71、2002年4月[依頼論文])
20) 「理性の制度化と制度の理性化--『学部の争い』の現代的意義--」(単著、京都ヘーゲル読書会編『ヘーゲル學報--西洋近現代哲学研究--』第5号、pp.49-101、2003年5月)
21) 「相互承認・他者・良心--良心論の予備的スケッチ--」(単著、静岡大学哲学会編『文化と哲学』第20号、pp.29-50、2003年11月)(依頼論文)
22) 「自律とケアの間--倫理学的転回の中のカント哲学--」(単著、関西哲学会編『アルケー』第12号、pp.125-144、2004年6月)(依頼論文)
23) 「ディルタイとカントの実践哲学--「他者理解」あるいは“Ubertragung”をめぐるカントとディルタイ--」(単著、日本ディルタイ協会編『ディルタイ研究』第15号、pp.35-48、2004年11月)(依頼論文)
24) 「啓蒙・他者・公共性--「グローバルな公共性の構築に向けて--」(単著、『情況』12月号別冊、情況出版、pp.189-200、2004年12月)(依頼論文)
25) 「法的なるものと政治的なるもの--カントの「理性の公共的使用」をめぐって--」(単著、中部哲学会編『中部哲学会年報』第37号、pp.25-38、2005年10月)(依頼論文)
26) 「カントとフィヒテ--「ナショナリズム」と「コスモポリタニズム」をめぐるカントとフィヒテ--」(単著、日本フィヒテ協会編『フィヒテ研究』第13号、pp.40-65、2005年12月)(依頼論文)
27) 「前批判期カントにおける「法的なるもの」と「政治的なるもの」」(単著、南山大学大学院文学研究科編『南山ゲルマニスティック--光環--』第17号、pp.57-70、2006年3月)
28) 「カントと超越論哲学の問題--ひとつの予備的スケッチ--」(単著、南山大学編『アカデミア』人文・社会科学編第83号、pp.41-72、2006年6月)
29) 「カントと愛国心--パトリオティズムとコスモポリタニズムの間--」(単著、日本カント協会編『日本カント研究8』、pp.85-105、2007年9月)(依頼論文)
30) 「「二重の周縁から見通す」ことの哲学--『坂部恵集』5における日本哲学の可能性をめぐって」(単著、日本哲学フォーラム編『日本の哲学』第8号、pp.103-112、2007年12月)(依頼論文)
31) 「カントとヴィンデルバント--「哲学史」構想をめぐるひとつの補遺的スケッチ」(単著、南山大学編『アカデミア』文学・語学編第85号、pp.59-73、2009年1月)
32) 「EU統合とグローバリゼーションの問題--カント的観点からのアプローチ--」(単著、南山大学地域研究センター委員会編『南山大学地域研究センター共同研究 EU統合の理念と現実成果報告書 2006-2008』、pp.4-19、2009年3月)
33) 「現代社会における「尊厳の毀損」としての貧困--格差・平等・国家へのカント的アプローチ」(単著、日本哲学会編『哲学』、第60号、pp.9-31、2009年4月)(依頼論文)
34) 「「『ドイツ国民に告ぐ』の歴史性を問う」をめぐって」(単著、日本フィヒテ協会編『フィヒテ研究』、第17号、pp.48-59、2009年11月)(依頼論文)
35) 「『現代社会における「尊厳の毀損」としての貧困』への補足--CC概念の予備的考察--」(単著、南山大学編『アカデミア』人文・社会科学編第91号、pp.335-345、2010年6月)
36) 「改正臓器移植法と尊厳の問題--「人間の尊厳」概念に関する予備的スケッチ--」(単著、南山大学編『アカデミア』文学・語学編第89号、pp.211ー226、2011年1月)
37) 「越境する哲学教育に向けて--非哲学科における哲学教育の可能性--」(名古屋大学高等教育研究センター編『名古屋高等教育研究』第11号、pp.83ー92、2011年3月)
38)「承認論の未来?」(単著、『再配分か承認か?』(図書所収論文)、法政大学出版局、p.303-327, 2012年10月)
39)「『因果論の超克――自由の成立に向けて』評論三」(単著、日本ヘーゲル学会編『ヘーゲル哲学研究』第18号、pp.173-177、2012年12月)(依頼論文)
40)「脳神経科学の哲学的挑戦」(世界思想社編集部編『世界思想』、 通巻40号、pp.46-50、 世界思想社、 2013年4月) (依頼論文)
41)「ヴェルマーとフランクフルト学派2・5世代の意義」(『倫理学と対話』(図書所収論文)、法政大学出版局、 pp.299-317、2013年4月)
42)「自然美学と自然倫理学の間」(単著、『自然美学』(図書所収論文)、法政大学出版局、pp.415-435, 2013年12月)
43)「カントとスピノザ(主義)」(単著、『思想』(岩波書店)、第1080号、pp.138-168、2014年4月)(依頼論文)
44)「カントとハイデガー」(Heidegger-Forum、第8号、pp.125-140,、2014年9月) (依頼論文)
45)「現代ドイツの自然美学」(ヘーゲル学会編『ヘーゲル哲学研究』、第20号、pp.83-96, 2014年12月)(依頼論文)
46)「クヴァンテの「プラグマティズム的人間学(Pragmatische Anthropologie)」構想と生命医療倫理学の現在」(単著、『人間の尊厳と人格の自律』(法政大学出版局)図書所収論文、2015年3月、pp.289−318)
47)「思想の言葉――尊厳概念のアクチュアリティ」(単著、『思想』(岩波書店)、第1114号、pp.2-7、2017年2月)(依頼論文)
48)「尊厳概念史の再構築に向けて」(単著、『思想』(岩波書店)、第1114号、pp.8−33、2017年2月)(依頼論文)
49)「The Crisis of the Humanities and Social Sciences in the Age of "Innovation": Philosophy as a Critical Facilitator toward a "Civic Turn" of the University 」(単著、Tetsugaku、Vol.1、pp.8-23(https://philosophy-japan.org)、2017年4月)(招待論文)
50)「文化と翻訳、あるいは文化の翻訳—翻訳をめぐる和辻とヘルダー・中間報告」(単著、第五回日中哲学フォーラム予稿集、pp.9−29、2017年9月) (招待論文)
51)「ビルンバッハーの功利主義とドイツの生命・環境倫理学―監訳者あとがきに代えて」(単著、『生命倫理学―自然と利害関心の間』(法政大学出版局)図書所収論文、2018年6月、p.497—509)
52)“Watsuji und Herder über Kultur und Übersetzung-Eine Zwischenbetrachtung-” (Hitotsubashi Journal of Social Sciences, Vol.51 No.1, 63-73, 2020/03)
53)「公共と尊厳―一つの見取り図」(単著、『思想』、no.1139、p.7—28、2019年3月)
54)「思想の言葉―批判と公共」(単著、『思想』、no.1139、p.7—28、2019年3月)
55)「文化と翻訳、あるいは文化の翻訳—翻訳をめぐる和辻とヘルダー・中間報告」(単著、第五回日中哲学フォーラム予稿集、pp.9-29、2017年9月) (招待論文)
56)「オニールとカント、あるいはオニールのカントー監訳者「後書き」に代えて」(図書所収論文)(単著、オノラ・オニール『理性の構成ーカント実践哲学の探究』、、p.461-473、2020年11月)
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研究発表 | 1)現代社会における「尊厳の毀損」としての貧困ーーシンポジウム「格差・平等・国家」への提題ーー(日本哲学会第68回大会、慶應義塾大学、2009年5月)
2)Kant und Fichte über das Konzept des ewigen Friedens (Siebter Kongress der Internationalen Fichte-Gesellschaft (2009), Die Internationale Fichte-Gesellschaft, Brüssel, Oktober 2009)
3)ニューロサイエンスと規範倫理ーー脳神経科学の挑戦と哲学の応答ーー・ワークショップ「ニューロサイエンスと規範倫理」への提題(哲学会第48回研究発表大会、東京大学、2009年10月)
4)和辻哲郎のカント解釈と風土的身体の問題(日本哲学史フォーラム、京都大学、2009年12月)
5)Bioethics in modern Japan: The case for “Dignity of life” ( Workshop of the ZiF Research Group “Human Dignity and Medical Technology”: Dignity--Empirical,Cultural, and Normative Dimensions, Universität Bielefeld, July, 2010, [zusammen mit Keiko Matsui Gibson])
6)オプティミズムとカタストローフの倫理学――「自然倫理学」の構想に向けて――・主題別討議「ライプニッツと現代」への提題(日本倫理学会第63回大会、日本女子大学、2012年10月)
7)「文化と翻訳、あるいは文化の翻訳—翻訳をめぐる和辻とヘルダー・中間報告」(中国社会科学院哲学研究所・日本哲学会・立命館大学人文科学研究所主催第五回日中哲学フォーラム、立命館大学、2017年9月9日、基調講演)
8)「The Crisis of Humanities and Social Sciences (HSS) in Japan/The Impact of the Humanities and Social Sciences」(Deutsche Forschungsgemeinschaft(ドイツ学術協会)主催「The Impact of the Humanities and Social Sciences. Discussing Germany and Japan、13-15 November 2017, Tokyo」、German Cultural Center/Tokyo(東京ドイツ文化会館)、2017年11月、招待講演)
9)「カントと公共性の問題―「グローバルな公共性」の構築に向けて―」(清華大学、2018年2月、招待講演)
10)「尊厳概念史の再構築に向けて」(中国社会科学院哲学研究所、2018年2月、招待講演)
11)「Kant’s Concept of ‘Public Use of Reason’ as a Heuristic Use」(中国カント協会主催)「The International Conference “Kant and the Future of Humanity” in celebration of the establishment of the Chinese Kant Society」、Peking University/Beijing(北京大学/北京)、2019年6月、Keynote Speech(基調講演)
12)「高齢者の尊厳とは何か」日本老年看護学会第28回学術集会、2023年6月、招待講演(オンライン)
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科学研究費助成事業 採択状況 | 1) 「カントおよび現代哲学における『内』と『外』の相関概念に関する理論的・歴史的研究」(平成7-9年度文部省科学研究費補助金基盤研究(C))
2)「相互承認論に関する理論的・歴史的研究」(平成12-14年度文部科学省科学研究費補助金基盤研究(C))
3)「18世紀ドイツ哲学と「もう一つの公共性の構造転換」に関する理論的・歴史的研究」(平成17-18年度文部省科学研究費補助金基盤研究(C))4)「ドイツ応用倫理学の総合的研究--「人間の尊厳」概念の明確化を目指して--」(平成19-22年度文部科学省科学研究費補助金基盤研究(A))
5)「尊厳概念のアクチュアリティ」(平成25―29年度文部科学省科学研究費補助金基盤研究(A))
6)「尊厳概念のグローバルスタンダードの構築に向けた理論的・概念史的・比較文化論的研究」(平成30−34年度文部科学省科学研究費補助金基盤研究(S))
7)「尊厳学の確立」(令和5ー9年度文部科学省科学研究費補助金学術変革領域(A)) |
その他の研究活動 | 翻訳
1) D.ラカプラ「『ウィトゲンシュタインのウィ-ン』と『論理哲学論考』」(単独訳、『現代思想・12月臨時増刊特集ウィトゲンシュタイン』vol.13-14、pp.140-164、1985年12月[青土社])
2) P.ライジンガ-「超越論的図式論と算術」・J.F.ロ-ゼンバ-グ「アプリオリと再構成への批判」・R.C.S.ウォ-カ-「ミッテルシュトラ-ス論文についてのいくつかの疑問」(共訳、産業図書、竹市明弘編ヘンリッヒ・ア-ペル・ロ-ティその他『超越論哲学と分析哲学』、pp.353-386、1992年11月)
3) H.スピーゲルバーク/立松弘孝監訳『現象学運動(上)』(共訳、世界書院、第4章および第5章担当、pp.494-665、2000年5月)
4) G.プラウス「ハイデガーと実践哲学」(単独訳、法政大学出版局、下村英二ほか監訳『ハイデガーと実践哲学』、pp.214-233、2001年2月)
5) W.エアトル「トマス・アクィナスと<意味論に根差した>議論」(共訳、南山大学社会倫理研究所編『社会と倫理』第14号、pp.61-85、2003年1月)
6) A.ホネット『正義の他者』(共訳、法政大学出版局、449pp.2005年5月)
7) G.シェーンリッヒ『カントと討議倫理学の問題--討議倫理学の限界と究極的基礎づけの価値/代償について--』(監訳、晃洋書房、248pp. 2010年9月)
8) A.クレプス『自然倫理学――ひとつの見取り図』(共訳、みすず書房、293pp.、2011年5月)
9) N.フレイザー/A.ホネット『再配分か承認か?――政治・哲学論争』(監訳、法政大学出版局、372pp.、2012年10月)
10) A.ヴェルマー『倫理学と対話』(監訳、法政大学出版局、320pp.、2013年4月)
11) M.ゼール『自然美学』(監訳、法政大学出版局、493pp. 2013年12月)
12) M.クヴァンテ『人間の尊厳と人格の自律』(監訳、法政大学出版局、344pp. 2015年3月)
13) D.ビルンバッハー『生命倫理学―自然と利害関心との間』(監訳、法政大学出版局、528pp.、2018年6月)
14) O.オニール『理性の構成』(監訳、法政大学出版局、494pp.、2020年11月)
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教 育 業 績 |
授業科目 | 倫理学、現代思想、聖書読解(旧約)、聖書読解(新約)、基礎文献読解、西洋哲学史(古代・中世)、西洋哲学史(近代)、表現・コミュニケーション研究ⅠA、表現・コミュニケーション研究ⅠB、ギリシア悲劇、哲学(国際)、哲学(文情)
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そ の 他 |
社会活動 | 1)「「大災害から命を守る」第一回:災害/尊厳/文化」(愛知県立大学2020年度連続講座、2020年9月19日、招待講演)
2)「グローバリゼーションの哲学思想/人間の尊厳」(上智大学プロフェッショナル・スタディーズ講座、2020年11月11日、招待講演) |
学部教員紹介ページ | https://www.sugiyama-u.ac.jp/univ/academics/scs/express/teacher/ |
学術機関リポジトリ | https://lib.sugiyama-u.repo.nii.ac.jp/ |